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ER図の矢印の向き
2011年08月04日
電流はプラス極からマイナス極へ進むが、
その中を流れる電子はマイナス極からプラス極へ進むらしい。

ER図の矢印は「1対多」関係の場合、「1 → 多」の向きに矢印を記述するものだ。
しかし、外部キーと主キーの関係についてポインタ的矢印で表すと
「外部キー → (参照先テーブルの)主キー」の方がわかりやすい。

例えば、個人が属している組織名を取得する場合
「(個人の外部キーである)組織ID → (組織の主キーである)組織ID (→組織名)」
みたいな流れだとわかりやすい。

しかし、これだと「個人 → 組織」で、「多 → 1」と矢印の向きが逆になる。
「個人」から「組織」(名)は一意に決まるのだから、「個人 → 組織」の矢印の向きだ。

う~ん、ややこしい。
表単位では「→」でも、列単位だと「←」となってしまう感じだ。

この紛らわしさを回避するために、表単位の「1 → 多」の矢印を、
別の記号(「─●」とか「─∈」(カラスの足)とか)にする場合もあるようだ。

ちなみに「外部キー」とそれが指し示す「主キー」の関係って
「大企業の平社員」と「下請け先の中小企業の社長」みたいな関係だなと思った。
分類:設計