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経営会計/セオリー
2015年02月17日
好き嫌いは別として、基本的なセオリーは以下の通り
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│現金は手許に長い間あった方がよい│
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  ・現金を受取るなら早い方がよい(金利分損する(さもないと割引現在価値))(*1)
    →返済日を早める
    →返済日が遅い場合には別途金利分を請求する

  ・現金を支払うなら遅い方がよい(上記の反対)
    →返済日を遅くする

  ・貯金(資産)と借金(負債)は相殺した方がよい(「貯金の利子<借金の利子」なので)
    →繰上返済

  *1:実際に貯金しなくとも、これにより他で借金しないで済めば
      その金利分を得することになる
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│固定的な費用はない方がよい│
└─────────────┘
  ・無駄な在庫は抱え込まない(保管料がかかる)
    →生産調整(減産)
    →安売り

  ・無駄な設備は抱え込まない(減価償却費がかかる)(*2)
    →稼働率の向上(薄利多売)
    →設備の売却(使う必要がある場合にはリース化)

  ・無駄な人員は抱え込まない(固定労務費がかかる)(*2)
    →稼働率の向上(薄利多売)
    →内製化(外注廃止・派遣切り)
    →解雇(使う必要がある場合には非正規化)

  ・無駄な損失は抱え込まない(税金を早く払うことになる)
    →評価損・減損で適正に費用化

  *2:設備購入(減価償却費)は前払の固定費、
      社員の雇用(労働契約)は後払の固定費と見ることができる
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│身軽な方が優秀に見える│
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  ・無駄な内部留保は抱え込まない(資本回転率が鈍る)
    →配当
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│目立たない方がよい│
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  ・儲かっているように見えれば投資家は安心し、
    儲かっていないように見えれば国は税金をとらない
    →期間ごとに平準化できれば…でも粉飾決算は絶対ダメ
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分類:経営学