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消費税の端数処理
2017年01月16日
小数を四捨五入した税込金額(税率は8%)があった場合、
1.08で割って「小数を四捨五入する」と、元の値に戻るようだ。

ちなみに小数を切り上げした税込金額(税率は8%)があった場合、
1.08で割って「小数を切り捨てする」と、元の値に戻るようだ。

さらに小数を切り捨てした税込金額(税率は8%)があった場合、
1.08で割って「小数を切り上げる」と、元の値に戻るようだ。

乗算した端数処理と除算した端数処理が同じなら
元の値に戻るような何か理論でもあるのだろうか?
#例外がみつからないだけ?

ちなに税込7円を1.08で割って6.48円として、小数を四捨五入すると税抜6円となり
これを1.08でかけても6.48円で、小数を四捨五入しても7円にはならず6円のままとなる
分類:経営学
ディスクリート系製造業とプロセス系製造業
2015年08月28日
・ディスクリート系製造業…固体を扱う主に組立加工型の製造業
・プロセス系製造業      …流体を扱う主に化学合成型の製造業
分類:経営学
受注生産と見込生産
2015年08月27日
┌──────────────────────────────────────┐
│受        ETO                       ATO                       MTS         見│
│注        DTO                       BTO                                   込│
│生        MTO                       CTO                      (MTO)        生│
│産←───┼────────────┼────────────┼────→産│
│      ×品質                    ○品質                    ○品質            │
│      ×原価低減                ○原価低減                ○原価低減        │
│      ◎在庫リスク              ○在庫リスク              ×在庫リスク      │
│      ×短納期                  ○短納期                  ◎短納期          │
│      ○付加価値                ○付加価値                ×付加価値        │
│      ○標準化負担              ×標準化負担              ○標準化負担      │
└──────────────────────────────────────┘
                              ポジティヴな要素 ◎ > ○ > × ネガティヴな要素  
┌──────────┬──────────┬────────────────┐
│ETO                 │受注生産            │受注が来たら設計から着手する    │
│(Engineer To Order) │(個別受注生産)      │発注もその後のため在庫を持たない│
├──────────┤                    │                                │
│DTO                 │                    │                                │
│(Design To Order)   │                    │                                │
├──────────┤                    │                                │
│MTO                 │                    │「MTO」は受注生産全般を意味し   │
│(Make To Order)     │                    │「繰返受注生産」を指す場合もあり│
├──────────┼──────────┼────────────────┤
│ATO                 │受注組立生産        │汎用的な半製品を予め仕込んでおき│
│(Assemble To Order) │(中間仕込品見込生産)│注文が来たらそれを組み合わせる  │
├──────────┤                    │                                │
│BTO                 │                    │                                │
│(Build To Order)    │                    │「BTO」はDELL社が広めた用語     │
├──────────┤・・・・・・・・・・├────────────────┤
│CTO                 │受注仕様生産        │「CTO」では受注者の             │
│(Configure To Order)│                    │カタログ選択で仕様決定を実現する│
├──────────┼──────────┼────────────────┤
│MTS                 │見込生産            │製品を予め仕込んでおく          │
│(Make To Stock)     │(大量見込生産)      │大量生産と関わりが深い          │
├──────────┼──────────┼────────────────┤
│MTO                 │受注生産            │これは初回は個別受注生産だが    │
│(Make To Order)     │(繰返受注生産)      │二回目以降は「MTS」的になる     │
└──────────┴──────────┴────────────────┘
分類:経営学
会計/請求締・支払締
2015年06月28日
┌──────────────────────────────────────┐
│        期首日┬                                                            │
│              │                                                            │
│              │                                                            │
│              │                                                            │
│売上日(出荷日)┼    仕訳「売掛金/売  上」                                  │
│              │                ↑                                          │
│              │                │                                          │
│              │                │                                          │
│      請求締日┼  ───────┘確定(請求締)    ─→得意先に請求する      │
│              │                                                            │
│売上日(出荷日)┼    仕訳「売掛金/売  上」                                  │
│              │                ↑                                          │
│        期末日┴  ───────┘仮確定(期末締)  ─→次回請求締にまとめる  │
└──────────────────────────────────────┘
┌──────────────────────────────────────┐
│        期首日┬                                                            │
│              │                                                            │
│              │                                                            │
│              │                                                            │
│仕入日(入荷日)┼    仕訳「仕  入/買掛金」                                  │
│              │                ↑                                          │
│              │                │                                          │
│              │                │                                          │
│      支払締日┼  ───────┘確定(支払締)    ─→仕入先から請求される  │
│              │                                                            │
│仕入日(入荷日)┼    仕訳「仕  入/買掛金」                                  │
│              │                ↑                                          │
│        期末日┴  ───────┘仮確定(期末締)  ─→次回支払締にまとめる  │
└──────────────────────────────────────┘
基本的に、売上は「出荷基準」(出荷日が売上日)、
仕入は「入荷基準」(入荷日が仕入日)である。

これらを確定させるのが「締日」である。

一般的な商慣習では「○日締、○日支払」みたいな感じで、
締日の数日後(ちなみにいずれも大抵は五の倍数)に、現金等のやりとりが発生する。

締日は得意先側(支払側)で各々で設定されているので
売上(請求)を管理する場合には、各得意先の締日を把握する必要がある。

但し、会計上はあくまで期末時点での残高を要求されるので、
請求締日(支払締日)から期末日までの間の分を再度締めなければならない。

これが期末締(売掛締・買掛締)である。
請求締(支払締)から見れば、途中で仮締を行うようなものである。
(逆に会計的な立場(=期末締)から見れば請求締(支払締)の方が仮締になる)
分類:経営学
経営会計/セオリー
2015年02月17日
好き嫌いは別として、基本的なセオリーは以下の通り
────────────────────────────────────────
┌────────────────┐
│現金は手許に長い間あった方がよい│
└────────────────┘
  ・現金を受取るなら早い方がよい(金利分損する(さもないと割引現在価値))(*1)
    →返済日を早める
    →返済日が遅い場合には別途金利分を請求する

  ・現金を支払うなら遅い方がよい(上記の反対)
    →返済日を遅くする

  ・貯金(資産)と借金(負債)は相殺した方がよい(「貯金の利子<借金の利子」なので)
    →繰上返済

  *1:実際に貯金しなくとも、これにより他で借金しないで済めば
      その金利分を得することになる
────────────────────────────────────────
┌─────────────┐
│固定的な費用はない方がよい│
└─────────────┘
  ・無駄な在庫は抱え込まない(保管料がかかる)
    →生産調整(減産)
    →安売り

  ・無駄な設備は抱え込まない(減価償却費がかかる)(*2)
    →稼働率の向上(薄利多売)
    →設備の売却(使う必要がある場合にはリース化)

  ・無駄な人員は抱え込まない(固定労務費がかかる)(*2)
    →稼働率の向上(薄利多売)
    →内製化(外注廃止・派遣切り)
    →解雇(使う必要がある場合には非正規化)

  ・無駄な損失は抱え込まない(税金を早く払うことになる)
    →評価損・減損で適正に費用化

  *2:設備購入(減価償却費)は前払の固定費、
      社員の雇用(労働契約)は後払の固定費と見ることができる
────────────────────────────────────────
┌───────────┐
│身軽な方が優秀に見える│
└───────────┘
  ・無駄な内部留保は抱え込まない(資本回転率が鈍る)
    →配当
────────────────────────────────────────
┌─────────┐
│目立たない方がよい│
└─────────┘
  ・儲かっているように見えれば投資家は安心し、
    儲かっていないように見えれば国は税金をとらない
    →期間ごとに平準化できれば…でも粉飾決算は絶対ダメ
────────────────────────────────────────
分類:経営学
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