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正規表現/任意の文字
2012年02月21日
任意の文字的なものをまとめてみた。
「.」 …正規表現における任意の一文字
        数値表現における単なる小数点の場合もあるが
        任意の一文字は小数点一文字も含むので、
        小数点のつもりが気づかず勘違いしたままということもありうる
「*」 …MS-DOS(Windows)におけるワイルドカード
        正規表現的には「.*」と同等
        正規表現では「直前の文字を0回以上繰り返す」の意味となる
「%」 …SQLのLIKE検索におけるワイルドカード
「_」 …SQLのLIKE検索における任意の一文字
        Windows環境のファイル名に使えるなど各種制約にとらわれにくい文字で
        通常の世界ではこの文字自体をあまり使わないので
        空欄に見せて、任意、未決定もしくはトラブルによる欠落っぽいイメージを
        表現できる
「 」 …空欄として、任意、未決定もしくはトラブルによる欠落っぽいイメージを
        表現できるが、両端に配置する場合には、開始・終了の境界文字が必要で
        「 」を文中に許容する場合には見分けがつかないので使えない
        穴埋めテストで慣れ親しんでいるが、プログラムでは用いられない
「?」 …謎の一文字として、任意、未決定もしくはトラブルによる欠落っぽいイメージを
        表現できる
        実際に文字化けの場合「?」になるケースもある
        正規表現では「直前の文字を0~1回繰り返す」の意味となる
「0」 …数値項目を表す「0-9」
        特にゼロパディングを表す場合に使われる(Excelなど)
「9」 …数値項目を表す「1-9」「0-9」
        「0」との対比でゼロサプレイスを表す場合が多い
        COBOLの世界で9タイプといえば数値型を意味する
「#」 …数値項目を表す「1-9」「0-9」
        「0」との対比でゼロサプレイスを表す場合が多い(Excelなど)
「X」 …COBOLの世界でXタイプといえば半角文字型を意味する
「S」 …符号を表す「+-」
        大抵は符号がない場合(正の数の場合)も許容するので
        どちらかというと負の数を許容することを表すもの
「-」 …符号を表す「-」
        前述の「S」同様、負の数を許容することを表すもの
「N」…COBOLの世界でNタイプといえば全角文字型を意味する
        「NIHONGO」の頭文字か
「 」…「 」の全角版
        表示上、全角空白文字を特殊記号で表示する環境(エディタなど)でしか
        判別できないので、
「_」…「_」の全角版
        プログラム的にはほとんど用いられない(文書(仕様書等)の世界でのもの)
「■」…文字化けした場合に変換されやすい文字
        転じて任意の一全角文字を表すが
        プログラム的にはほとんど用いられない(文書(仕様書等)の世界でのもの)
「□」…穴埋め空欄的な表現
        プログラム的にはほとんど用いられない(文書(仕様書等)の世界でのもの)
「△」…仕様書上、全角空白を表す記号
        ちなみに「▲」が金額の前につくと「-」(負の符号)
他に以下など
「!」
「@」
分類:正規表現